靴 鞄 学校受付をしております。
ご自分の人生の中で技術を手にして働きたい、定年退職後も10年以上は働きたい、そんな考えをお持ちの方は是非門を叩いてみてください。開業後も完全バックアップいたします。今回はパテントレザーの修理をおこないました。明日の結婚式に間に合うように1時間半の作業時間でおこないました。
今回はパテントレザーのヒールがバックリと折れていました。そして結婚式のための傷補修をおこないます。
- 1.今回の修理は、汚れを取るのと、右側のヒールが取れておりました。ご自分で接着剤を使い補修をおこなっておられました。その接着剤の溶剤がヒールに付きエナメル部分を溶かし、ザラザラの状態です。そこで右足を研磨して平らにし着色を施し、光沢のエナメル処理を施しました。
- 4,000円~
- BEFORE AFTER
BEFORE | → | AFTER |
2.ヒールが折れた部分を補強するためボルトを三角形に装着しました。
BEFORE AFTER
靴リフレからひとこと
今回のパテントレザーは大変でした。それはお客様がご自分で接着剤を使い修理をしたことにです。それにより周辺が接着剤の溶剤でおかされてしまったことです。ちょうど溶剤の着いたところはヤスリの状態になっております。そこを番手を替えた紙ヤスリで平らにし、平らにし終わった後で、着色をおこないます。それが終わったら透明の樹脂を使い艶を出す作業にとりかかります。これまでの作業は複雑に聞こえたかもしれませんが30分以内で完了します。生徒さんにも教えておりますが、コツをつかまないとできません。1足10万円以上もする靴を平気で修理してしまえるのは、化学知識が必要とされます。最近ルブタンの修理はUSAからご依頼されるケースが増えてきました。パーティー用Shoesは傷がきになります。
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