全国横断の旅に出かける前に歩きやすい靴を修理依頼しました。
いつのも修理屋さんに靴の修理を依頼しました。気心はツウツウなのでわがままをふんだんに言いました。大阪からです。
今回はオールソールいたします。
- 1.アウトソールの中心がバックリと割れております。上の甲革だけ残しオールソールいたします。
- 6,500円~
BEFORE | → | AFTER |
2.こういう場合の修理は何を考え修理するか?まず来られた方の年齢が70歳を超えていることです。従来の靴の不満な部分を話し合いします。本人様がこうした靴にしてほしいという願望を聞き出すのがBESTです。今回は中間材にEVAのスポンジを使い、最後のアウトソールはBIRKEN STOCKを使用しました。
3.極力元の高さがお気に入りされておりましたので、極力合せました。
Dr.リフレからひとこと
こういった靴を修理される方の特徴は、履き心地が良くて手放せないとうい意見が多く見受けられます。このように言われる共通点は、甲革が柔らかい材質にいえます。作られたメーカーは伏せますが、甲革のみを良くして、修理ができない靴に作られております。甲革はカーフを使い、コバは合皮を仕様して、縫っている糸はウソ物です。ここまで巧妙な努力をするのであれば、その努力を商品作りに回せないものか疑問に思います。しかし今回で修理ができる靴に変身しました。ご安心ください。そう考えると消費者の方はかわいそうなのです。本当の知識を靴に関しては教えてもらうことができないのです。
最近のコメント