バッグのリカラー 色補修依頼です。

 

新品当初は白いバッグが気に入っていたのですが、手で触れる部分が汚れてきて、電車に乗っていてだんだんと気になってきました。買い替えも考えましたが修理をすることにしました。

色の補修を先におこないそれから踵の補修をおこないました。

1.今回は白から薄い茶色にリカラーすることをお勧めいたしました。ファスナーの引手は思い出にと元色を残しました。

 15,000円~

 h01BEFORE h02 AFTER

 

Dr.リフレからひとこと。

本当に高級な靴ばかり毎日修理をおこなっております。ですから、リカラーする技術がないと新品の靴に近づけることができないのです。リカラーをすることによって修理の幅が広がります。病院も整形外科と外科が存在するように、靴・鞄も見栄えをふまえた修理のご要望が多いのが現実でございます。高度成長期からの使い捨ての日本の文化もすこしづつ物を大切にされる方が増えてきておられます。特に最近ゴミの廃棄処理方法が以前と違い自由に廃棄できなくなった。また、将来には消費税が大きく上がってきます。10%以上に消費税が上がってくるとさすがに購買する時に消費者が考えるようになってきますね、Yahooのオークションで物を購入する時、個人出品の方と、業者の方では明らかに差がでてきます。比べる環境がそこのあると歴然な気持ちになってしまいます。この物を大切にする方々が増えていくには、メンテナンス方法をどうおこなっていくかという行動が必要になってきます。当店では、修理の依頼があった時、この商品はあとどれだけ使える期間があるか、よく観察と確認をした上で修理価格を出させて頂いております。その場シノギの修理ならしないほうがましだと考えております。当店では、靴を販売していっる関係上AldenをはじめTricker’s、Church’s、Louboutinの分解修理及びリカラーを施し、どれだけ新品に近づけられるか日々格闘しております。リカラーがしてみたい方はどしどし、「お問い合わせ」のコーナーよりご連絡をお待ち申し上げます。最後にリカラーにもどりますが、なぜ茶色をお勧めしたかということですが、完全に茶色を定着させるには、元の白色を溶剤で取り除かなくてはいけません。そうすると価格が跳ね上がってしまいます。茶色が取れてきても目立ち難いように設計されております。

 

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