ルブタン パテントレザー 色補修をおこないました。

ルブタンのパテントレザーの左足に黒いシミがついてしまいました。ネットで検索して依頼することにしました。
1.シミの深さによって修理方法がかわってきます。今回の黒シミはかなり深くにありますので、削り取ることにしました。
  6,000円~
Before                              After
 01h  02h

2.ピンヒールの交換も同時におこないました。左が従来装着されていたピンで右が新しいピンになります。なにか気づかれませんか?。そうです左のピンが異常に短いことです。ルブタンは穴の径が2.8㎜前後となりますので、日本の通常ピンは3㎜弱になりそのままでは装着ができません。ピンの全体を削るのが面倒なので、カットしてしまったのでしょう。

03h

Dr.リフレからひとこと。

パテントレザーの傷は本当に悲しいものです。今回の黒いシミは昇華現象による色の転移が原因です。パテントレザーは革の表層に2液硬化型塩ビ加工を施したものなので、水には強いのですが耐摩耗性が弱くみなさん悩んでいらっしゃいます。食卓テーブルに透明の塩ビシートを敷き濡れているシートの上に雑誌等を置くと雑誌のインキが塩ビシートに引き寄せられる現象に似ています。パテントレザーは靴箱にいれ、色物の靴袋と一緒に置かないことが注意点です。パテントレザーの傷は直せますのであきらめないでください。ご相談をお待ちいたします。

 

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